危険!間違った防犯対策が仇になる!
空き巣は突発的な犯行だと思われがち。実は侵入する家や建物をよく観察しており、入りやすい家か入りにくい家かを判断しています。
被害にあいやすい家の特徴をご紹介いたします。
間違った防犯対策例
良かれと思ってやっていたこと、実は空き巣が狙ってくるかもしれません。
家回りにある塀は空き巣の犯行を隠してしまう
家の周りにグルっと塀があるお宅をお見掛けしますが、目隠し以外に侵入対策を狙ったとすると逆効果となります。ブロック塀や敷地内を隠すような柵は、かえって空き巣の犯行を通行人や近所の目から隠してしまうことになります。
また、塀や柵・大きな木は足場にもなってしまうので2階へ登って窓から侵入されるケースもあります。
犬がいるので大丈夫、は間違い
犬嫌いの空き巣は諦めるかもしれませんが、おやつなどで手懐けられてしまうこともあります。吠える声は目立つので一定の効果はあるかとは思いますが、普段から吠えている場合は空き巣がきたことで吠えても近所に異変が伝わらないことも。人懐っこい犬もいるので、安心はできません。
セキュリティー会社のダミーステッカー
こちらはセキュリティー会社のセコムやアルソックなど警備会社と契約している際に、威嚇効果を発揮するステッカーです。ですが通販で簡単に入手できるダミーステッカーの場合、プロの犯行グループなら偽物も見破ることが出来てしまいます。インターネットでダミーのステッカーも検索できるため、あくまで警備会社と契約して貼ることで初めて効果を発揮するのです。
またステッカーがあることで、金目の物があると思われ、プロの犯行グループに狙われる場合もあります。
ダミーの防犯カメラ、安物はバレる
ステッカーと同じくダミーの防犯カメラは、製品選びを間違えると簡単に偽物と気づかれる可能性があります。より本物と同じ作りをしている、重厚そうに見えるものなら良いのですが、屋内用を屋外に取り付けたり、明らかに配線がない、カメラレンズが偽物とすぐわかる安い製品、取り付ける高さが合っていないときは注意。
またカメラを目立たせるため、LEDランプが点滅するタイプのダミーカメラはバレてしまいます。本来のカメラは夜間も作動するため、LEDが点滅ではなく付きっぱなしになるかLEDがないカメラが多いので、点滅してしまうものは電池を外しておきましょう。
本物のカメラでカバーできないところにダミーをおくことが望ましくはなります。
狙われにくくするには?
- 目隠しとなる塀
- 番犬
- ダミーステッカー
- ダミーカメラ
こうした対策は逆効果・または効かない可能性を考えておきましょう。 空き巣から狙われにくくするには、死角を出来るだけなくす、こまめな戸締り、各扉の鍵・窓の鍵の防犯対策、できればダミーだはなく本物の防犯カメラの取付と、人が通ると光るライトの取付けも効果があるので取り入れてみる、といった対策が効果的です。
鍵を交換するときは専門の鍵屋さんへ。